元世界11位セバストワが第2シードのスティーブンスを退け産休から復帰後2大会連続ツアー8強入り [WTAオースティン/テニス]
元世界11位セバストワが第2シードのスティーブンスを退け産休から復帰後2大会連続ツアー8強入り [WTAオースティン/テニス]
WTAツアー公式戦「ATXオープン」(WTA250/アメリカ・テキサス州オースティン/2月27日~3月5日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、元世界ランク11位のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)が第2シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-3 6-2で下してベスト8に進出した。 ~ATXオープンで第2シードを倒して8強入りを決めた元世界11位のセバストワ選手~ 3-3から雨で中断したあと3ゲームを連取して第1セットを先取したセバストワは第2セット4-1からサービスダウンを喫したが、続く2ゲームを取って1時間12分で快勝した。 両者はこれが5度目の対決だったが、セバストワが3勝2敗と勝ち越した。ふたりはUSオープン準々決勝で2度対決しており、2017年にスティーブンスが6-3 3-6 7-6(4)で競り勝った翌年にはセバストワが6-2 6-3で雪辱した。 2022年12月に第一子となる娘を出産した33歳のセバストワは昨年11月末のWTA125Kシリーズ2大会(いずれもベスト8)でプレーしてカムバックの過程を始め、8強入りした3週間前のクルジュ ナポカ(WTA250/室内ハードコート)以来の今季2戦目に臨んでいる。 セバストワは次のラウンドで、予選勝者のサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)を5-7 7-6(5) 7-5で破って勝ち上がったアンナ カロリーナ・シュミドローバ(スロバキア)と対戦する。 そのほかの試合では第3シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したケイティ・ボリネッツ(アメリカ)との地元勢対決を4-6 7-6(3) 6-0で制し、第6シードのワン・シユ(中国)はダルヤ・セメニスタヤ(ラトビア)を6-1 6-2で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。
テニスマガジン編集部