瀬古利彦氏が2025箱根駅伝を大胆予想 「青学が強いと思うが、国学院は復路スタートが1分30以内なら逆転優勝の可能性があります」
1月3日の復路・大手町のゴールまで手に汗握る展開なら、これ以上ない盛り上がりとなる。 「そうした意味では上位を引っかき回す中央大の存在は重要だし、シード権争いも面白い。立教大が箱根でシード権を取れば63年ぶりの快挙。そんな楽しみもあります」 レジェンドも期待に胸を膨らませている。今回の箱根路にも、熱いドラマが待っていそうだ。 (前編から読む) 【プロフィール】 瀬古利彦(せこ・としひこ)/1956年、三重県生まれ。高校時代はインターハイで800m、1500mで2年連続二冠を達成。早稲田大学では箱根駅伝で4年連続して「花の2区」を走り、3、4年次では区間新を更新。大学時代からマラソンでも活躍し、国内外のマラソンで戦績15戦10勝。現在はDeNAアスレティックスエリートアドバイザーとして活動する。 ※週刊ポスト2025年1月3・10日号