巨人・松原聖弥とトレードの西武・若林楽人、ルーキーイヤーに左膝前十字靱帯損傷の大けが「リハビリ期間も長かったですが…」背番号は『59』
巨人・松原聖弥外野手(29)と、西武・若林楽人外野手(26)の交換トレードが合意し、24日両球団から発表された。若林の背番号は59となる。 松原は2016年の育成ドラフト5位で明星大から巨人に入団し、18年に支配下昇格。21年には135試合に出場して打率2割7分4厘、12本塁打をマークし、育成出身ではセ・リーグで初となる2桁本塁打を達成した。 今季は開幕1軍入りを果たしたが、9試合出場で打率1割5分4厘、本塁打ゼロにとどまっていた。通算成績は301試合に出場し、打率2割5分0厘、15本塁打、62打点、29盗塁。 若林は20年ドラフト4位で駒大から西武入り。ルーキーイヤーの21年はシーズン序盤まで両リーグトップの盗塁数をマークする活躍を見せていたが、5月30日の阪神戦で左膝前十字靱帯(じんたい)損傷の大けがを負い、残りの試合を欠場。22年に復帰したが、今季は19試合出場で打率1割2分9厘、3本塁打、2盗塁とふるわなかった。 通算成績は127試合に出場し、打率2割3分0厘、6本塁打、25打点、29盗塁。 球団を通じた2人のコメントは以下の通り。 松原「ジャイアンツに入って7年半、とても良い経験をさせていただいた。今の自分があるのもジャイアンツのおかげです。ユニホームは変わりますが、引き続き応援いただければありがたいです」 若林「一番思い出に残っているのは初スタメンの試合で、自分の名前がコールされたとき、プロ野球選手になったんだなと実感しました。僕はリハビリ期間も長かったですが、どんなときもタオルを掲げて応援してくださったファンの皆さんには感謝しかありません。新天地でも走攻守でアピールして、戦力として認識してもらえるよう、一生懸命、一から頑張ります」
中日スポーツ