リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
2026年発売の4ドア・グランドツアラーを予告
ジャガーは、新型EVのコンセプトモデル「デザイン・ビジョン・コンセプト」の予告画像を公開した。12月2日に正式発表される予定だ。 【写真】新生ジャガーは何もかもが違う! ロゴもデザイン変更ですごいことに…【次世代EVプロトタイプと新しいロゴデザインを写真で見る】 (9枚) 画像にはコンセプトモデルのリアエンドと思われる部分が映っている。リアウィンドウがなく、ポールスター4に見られるようなデジタルミラーを採用するという、これまでの推測を裏付けるものだ。 また、ドラマチックなプロポーション、驚くほど広いリアフェンダーとトレッド、滑らかな曲線と硬質な直線のコントラストも確認できる。 従来型のリアライトは見られない。予告画像では見えないように隠されているか、あるいはスラットの中に組み込まれていると思われる。 このスラットは、新ロゴの「リーパー」の背景に採用されているものと同じデザインであり、コンセプトモデルはジャガーの新しいブランディングを象徴する1台と言える。 ジャガーは11月18日(現地時間)、ブランドの刷新を発表した。2026年から新車販売の完全EV化を目指し、3車種のEVを導入する計画だ。その第1弾である4ドアの電動GTを予告するのが、今回のコンセプトモデルだ。 プロトタイプによるテスト走行も最近開始され、量産モデルでは最高出力580ps以上、航続距離は690km以上を実現すると言われている。
チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)