【いわき平競輪・GⅠ日本選手権】2カ月ぶり実戦の守澤太志が2走目で「修正できた」とOKサイン
<2日・いわき平競輪・3日目> あっせんが2カ月間止まっていた守澤太志が、復帰場所で何とか準決進出を決めた。初日の特選8着後には、「レース勘がまだまだ。今のままでは厳しい」と口にしていたが、2予を戦い終えて、ようやく持ち前の笑顔が戻った。「3着で上がれるのは分かっていたので、とりあえず3着には入ろうと思っていた」とホッとした表情を見せた。 「前の3人がとにかく強かった」と、逃げる町田太我―松浦悠士の広島勢、3番手を桑原大志から奪った吉田拓矢に舌を巻きながらも、直線で伸ばして町田を追い抜いた。結果を残したことで初日の不安は小さくなった。「初日を走って、修正点がむちゃくちゃあった。レース勘、前との車間の取り方などが分からなくなっていた。指定練習で高橋晋也君や新山響平君ら後輩を使い倒してもがいてもらった」。北日本の後輩の協力もあって、「修正できた」とOKサイン。「まだバッチリとハマったわけではないので、ハンドルの高さなど微調整します」。さらに状態が上向けば、2年前、当地でのダービーで決勝3着だったときを上回る結果を残せるかもしれない。