「スキャパレリ」「シャネル」「アレキサンダー・マックイーン」など、写真で振り返るテクノロジーとファッションの歴史的な出合い
「アレキサンダー・マックイーン」2006-07年秋冬コレクション
ポストプロダクション「グラスワークス(Glassworks)」の協力のもと、当時コカイン使用疑惑でファッションシーンから追放状態にあったケイト・モス(Kate Moss)を、フィナーレ時にホログラムで登場させた「アレキサンダー・マックイーン」2006-07年秋冬コレクション。なお、マックイーンとケイトは親友として知られた。
「フィリップ プレイン」2016年春夏コレクション
「フィリップ プレイン(PHILIPP PLEIN)」2016年春夏コレクションは、ロボットがギターをかき鳴らし、ドラムを叩く中でショーがスタート。そして、モデルたちはウォーキングせずにベルトコンベアで運ばれ、ランウエイ横からロボットに渡されるサングラスやバッグでルックを完成させた。
「シャネル」2017年春夏コレクション
「シャネル(CHANEL)」2017年春夏コレクションは、ファーストルックとセカンドルックでロボット仕様のモデルがランウエイに登場。続く17-18年秋冬コレクションでは会場中央に巨大なロケットを設置し、故カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)はラグジュアリーとサイバーの共演を図った。
「フィリップ プレイン」2018-19年秋冬コレクション
16年春夏コレクションから2年半後、「フィリップ プレイン」はさらなる進化を遂げ、高性能の人型ロボットがモデルのイリーナ・シェイク(Irina Shayk)の手を引き会場を一周して見せた。
「ディオール」2019年メンズ・プレ・フォール・コレクション
「ディオール(DIOR)」2019年メンズ・プレ・フォール・コレクションは、1927年公開のSF映画「メトロポリス(Metropolis)」が着想源。レーザービームが眩い光を放つ会場では、現代芸術家・空山基が製作した高さ11mの女性型ロボット像がコレクションに華を添えた。