古代クメール武術、復活に若い力 カンボジア
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【6月11日 AFP】カンボジア・クロンアレイクサット(Krong Areyksat)で、若者たちが古代クメール武術を披露する。 1975年から1979年にかけて、同国の旧ポル・ポト(Pol Pot)政権(クメールルージュ、Khmer Rouge)によるジェノサイド(大量虐殺)で多くの武術家が殺され、この古代武術はほとんど忘れられていた。だが、若者たちは改めてその技を学び、後世に残そうと取り組み始めている。 練習生の中には女性の姿もあり「最初の頃は自分の身を守るためにこの武術を習いたいと思っていたが、古代クメールの武術だと知ってからは、この文化を守り、より多くの人と共有するためにも練習に励みたいと思うようになった」と話していた。 映像は5月25日に撮影。(c)AFPBB News