「ポケモン」「キャプテン翼」おもちゃの偽紙幣を販売 容疑で38歳男を書類送検
アニメ「ポケットモンスター」やサッカー漫画「キャプテン翼」が描かれた偽のおもちゃの紙幣を無断で販売したなどとして、警視庁葛飾署は14日、商標法違反の疑いで岐阜県高山市の会社員の男(38)を書類送検した。容疑を認めている。署は検察に刑事処分の判断を委ねる「相当処分」の意見を付けた。 【写真】押収されたアニメキャラクターが描かれた偽のおもちゃの紙幣やポケモンカード 書類送検容疑は昨年10月7日~23日ごろ、任天堂などが商標登録をしている「ポケモン」に似たイラストがついたおもちゃの紙幣3点を計2287円で販売。また今年6月27日、自宅で集英社などが商標登録をしている「キャプテン翼」などの商標に似たイラストのついたおもちゃの紙幣10点を所持したとしている。 葛飾署によると、男は昨年9月ごろから国内のフリーマーケットサイトで、中国のサイトから安く購入した偽造品の転売を始めた。今年4月までで計約3万7千円ほどの利益があったとみられる。自宅からは偽のポケモンカード約500点やおもちゃの紙幣数十点が押収された。署は詳しい経緯を調べている。