日本での[新型フォレスター]の価格は果たしていくら!? 北米ではスタート価格405万円だが……日本では300万円台後半~400万円台か?
■では日本仕様の新型フォレスターの価格は?
気になるのが新型6代目フォレスターは日本ではどのくらいの価格帯になるのか、だ。現行5代目フォレスターは日本では2Lマイルドハイブリッドの「ツーリング」が306万9000円、「X-BREAK」が330万円、「アドバンス」が339万9000円。また、1.8L水平対向直噴ターボを積む「スポーツ」が346万5000円、「STI Sport」が374万円となっている。 先日のトヨタ、マツダとの3社によるワークショップでは次世代e-BOXERのプロトタイプを報道陣に初めて公開したスバルだが、水平対向エンジン(排気量不明)にTHSを組み込んだ擬装したクロストレックに搭載。 次世代e-BOXERは「スバルらしさを継承するハイブリッドシステム」であり、これまでの2Lマイルドハイブリッドタイプのe-BOXER(インプレッサ、クロストレック、フォレスターが搭載)はパラレル式のハイブリッドだったため、どうしてもCAFE(企業平均燃費)をクリアできるほど燃費性能をアップさせることができないままでいた。 これが次世代e-POWERになると、エンジンからの動力はジェネレーターを介して効率のいいほうに分配されるシリーズ・パラレル方式に変更され、大幅な燃費アップを果たすことは間違いないだろう。 また、次世代e-BOXER用のトランスアクスルについては2024年秋から生産開始することを明らかにしており、また2025年から次世代e-BOXER車を本工場と矢島工場で生産するとしている。 ブランニューのパワートレーンを採用することから新型フォレスターの価格帯は上昇してしまうことは避けられない。予想すると300万円台後半~400万円台中盤が妥当な価格帯となると思われるが、今から2024年秋とみられる正式発表に注目しておきたい。