広島市西区の道路隆起・陥没、近くの福山通運支店のビルは内壁にひび 「建物がミシミシと音を立て」
広島市西区福島町2丁目の交差点で道路隆起・陥没で、現場付近の福山通運広島支店では、寮などが入る4階建てビルの内壁などにひびが入り、社員が建物の外へ避難した。寮にいた社員(48)によると、夜勤が終わって寝ようとした午前8時ごろから建物が小刻みに揺れ、地震だと思ったという。「突然ドーンという音がして建物がミシミシと音を立て始めた。建物が倒れたらどうなるかと思い、怖かった」と避難の状況を話した。 【写真】内壁にひびが入ったビル 階段や壁、ドアの近く… 午前9時ごろ に出社した別の社員も「バキバキという音とともにひびがひどくなり、避難しようとしたらドアが開かなくなった。みんなにこじ開けてもらって助け出された」と話した。同社によると、支店の従業員にけが人はいないという。
中国新聞社