武蔵坊弁慶のふるさと・和歌山県田辺市で第36回「弁慶まつり」
武蔵坊弁慶のふるさととされる和歌山県田辺市で、10月4日と5日の2日間「弁慶まつり」が開かれ、盛り上がりました。 田辺市には、平安時代、源義経とともに平家追討の立役者となった弁慶の生誕地とされる伝説や史跡が多く残され、田辺商工会議所などによる実行委員会が、1987年から毎年この時期に「弁慶まつり」を開いていて、2024年で36回目となります。 初日の4日は、世界遺産・闘鶏神社の特設舞台で「演劇弁慶伝説」が上演され、36代目の弁慶役に選ばれた田辺市消防本部の西村博也さん(24)が、牛若丸との大立ち回りや、なぎなたを持っての「弁慶出世の舞」を披露し、観客から拍手を浴びました。 2日目の5日は、扇ヶ浜などで「紀州弁慶よさこい踊り」や「弁慶ゲタ踊り」が行われ、参加者が踊りを繰り広げました。