ワイヤレスイヤフォン主流の今だからこそ、有線イヤフォンのメリットを語りたい
有線イヤフォンは「落としにくい」
完全ワイヤレスイヤフォンは、耳の穴に“引っかけて”使うタイプが主流です。このような構造の場合、ふとしたタイミングで耳から外れてしまいがちです。外れたことに気が付かず、片方だけ紛失するというケースも珍しくありません。 “落とし所”が悪かった場合、簡単に拾えないこともあります。例えば列車に乗る際にホームと車両のドアの隙間に落としてしまった場合、最終列車が発車した後でないと捜索してもらえないということもあります(あまりに小さすぎるためです)。 その点、有線イヤフォンはデバイスとつながってさえいれば、イヤフォンだけを落下させるというリスクがほぼゼロになります。「スマホごと落とせば元も子もない」というご意見もあるでしょうが、イヤフォンの紛失/盗難はある程度防げます。
有線イヤフォンも捨てたものではない
完全ワイヤレスイヤフォンは、コードに惑わされることがないという観点で大きなメリットもありますが、その分だけ大きな犠牲も払わねばなりません。 その点、有線イヤフォンにおける大きな犠牲は「コード(線)にとらわれる」ということぐらいで、得られるメリットも大きいです。完全ワイヤレスイヤフォンを至るところで見かける今だからこそ、有線イヤフォンのメリットも見直してみたいものです。
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