国内唯一のETF専門運用会社Global X Japanが設立5周年、ETFで年間上場銘柄数第1位を堅持
イベントの後で、大和証券グループ本社の代表執行役社長の荻野明彦氏と姜氏が囲み取材に応じ、荻野氏は「国内において今後、資産運用にETFを取り入れるという運用が一般化していくのではないだろうか。Global X Japanは年間10本程度のETFを東証に上場してきているが、様々な運用ニーズに応えられるラインナップが必要と考える。特長のあるユニークなETFを揃えているGlobal Xに成長の期待は強い」と語った。
姜氏は、投信大国と言える日本においてETFの認知度は依然として低すぎると感じているとした。テレビCMなどを通じてETFの認知度向上に努めるとともに、資産形成のコアになるような商品をアピールしていきたいとした。たとえば、「昨年1年間で90%以上値上がりした銘柄コード2644の『グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF』など、成長テーマ型のETFに注目が集まりがちだが、銘柄コード2641の『グローバルX グローバルリーダーズ-日本株式 ETF』のように世界で通用する国内の大型20社に投資するETFは、長く投資することでTOPIX(東証株価指数)を上回る良好なパフォーマンスとなっており、かつ、比較的ボラティリティ(価格変動率)も大きいために積み立て投資に向いている」と積立投資による長期の資産形成に適う商品として新NISAの「つみたて投資枠」でも購入できるように働きかけていきたいとした。また、これまでは米国の成長テーマといえるETFを出してきたが、今後は国内のIT関連に「技術革新による成長期待の高いテーマがあるので、これらをETFとして検討したい」と語った。(写真は、左から前田裕太さん、高岸宏行さん、宇垣美里さん、姜昇浩さん)
ウエルスアドバイザー