ミシュラン「パワー6」はスポーティでいて疲れにくい!より幅広いライダーにオススメ【Webikeタイヤインプレ】
【みかさんインプレ】走り始めから開けられて、サーキットもいけそう!
セカンドオピニオンとして、みかさんにも話を訊いた。 車両は愛車と同じCBR250RRで走行。試乗後の第一声は「楽しくなって思わず走りまくっちゃいました!」だった(以下、みかさんインプレ)。 「1周目から不安なく開けられて、怖い感じが全くなくてビックリしました。高速周回路のレーンチェンジも違和感なく、軽快でした。 今回、私の体重を考慮して、ショートコース向けに若干空気圧を下げてもらったんです。本当ならノーマルの空気圧よりハンドリングが重くなっちゃうところを軽快に走れました。 普段のCBRはレーシングタイヤなので接地面が多く、粘る感じがありますが、パワー6はまっすぐスムーズに進んで、直線も安定していました。 ウエット路面ではドライと同じような感覚で結構ガツンとブレーキングしたのですが、特に滑ることもなかったです。パワー6はサーキットも走れるし、ツーリングも楽しめるタイヤだと思いました。これでサーキット走行したいです!」
原田哲也さんはサーキットも推奨、普段パワー5を履く岡田忠之さんの評価は?
引き続き、元WGPライダーの原田哲也さんと岡田忠之さんが登場。もはや説明は不要だろうが、原田さんは1993年、WGP250のデビューイヤーに王座を獲得。岡田さんはWGP最高峰クラスの日本人最多勝記録を持つ。お互い全日本時代にチャンピオン争いをした関係だ。現在は多彩なバイクの楽しみを発信しながら、ミシュランのブランドアンバサダーとしても活躍している。 普段パワー5を履いている岡田さんは、パワー6について「ロール方向の抵抗がなくなって安定感が増し、ウォームアップ性能も向上しています」と第一声。 原田さんは、パワー5と比べて「上(スポーツレンジ)は変わってないけど、下方向(ストリートレンジ)にパワー6がよくなった。さらにロード6の領域もカバーしています」という。 どんな人にオススメしたいか原田さんに訊ねると「ちょっと公道でスポーツ走行を体感してもらってからサーキットに来てもらうと、またタイヤの良さがわかると思います。これからサーキット走行を始める人に凄くオススメできるタイヤです」。 ミシュランのポジショニングチャートによるとパワー6のキャラは“ストリート100%、トラック0%"ながら「トラックも全然いけます」と原田さん。岡田さんも「エッジのしっかり感はパワー5よりサーキットに合います。より荷重の高いところで応えてくれるし、ライフも伸びていると思います」と太鼓判を押す。