「それでも男か!」いじめられた息子を叱責 しかし、高校生相手にペコペコと…W子さんが気づいた「夫の本性」
夫を見る目が変わった(悪い意味で)
「その後、気まずそうにモゴモゴ言い訳をする夫を見て、なんでこの人の言うことを聞いていたんだろう…と、馬鹿馬鹿しくなりました」とW子さん。 「別に、立ち向かわなかったのを責めているわけではないんです。しかし、息子には泣くな、ナヨナヨするなと叱りつけていたくせに、自分はどうなの?っていうダブルスタンダードに腹が立って。これまでの思いをぶつけて言い負かしてしまったんです」 そして、その日からはなんとなく家庭内の序列が無くなったといいます。 「夫にポンポンと言い返せるようになりました。最近仕事も決めて働き始めたのですが、今のところ文句は言われていませんね…ふふっ」 以前より家庭内の空気は良くなりました、と語るW子さん。結果オーライのようです。 ◇ ◇ OECDの調査によると、日本は他の先進国に比べて「男らしさ」「女らしさ」に関する固定観念が強い傾向にあるようです。 一方で、内閣府の「男女共同参画に関する世論調査」では、家庭内の役割分担に対する意識は徐々に変化しており、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべき」と考える人の割合は減少し、2020年には 32.5% となっています(1980年代には50%以上)。 個人が性別に関係なく自分らしく生きることが尊重される社会は、すぐそこまで来ているのかもしれません。 ◇ ◇ ◆はいどろ漫画 日常の事件や、身近なスカッと話をお届け!【はいどろ漫画】のInstagramで連載漫画を描いてます。 ◇ ◇ 【出典】 ▽ジェンダー意識に関する国際的な比較(OECDデータ) ▽内閣府 男女共同参画に関する世論調査
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