「スーパーより安い」正月用品求め5000人 小山 卸売市場特別開放始まる 30日まで
【小山】仲卸業者が正月用の鮮魚、精肉などを一般向けに販売する年末恒例の元気朝市「年末特別開放」が28日、下河原田の県南地方卸売市場で始まった。30日まで。 初日のこの日は、県内外から約5千人が来場。マグロやカニ、サケをはじめとした鮮魚や精肉、青果などの売り場には朝から長い列ができた。 友人と2人で訪れた日光市文挟(ふばさみ)の佐々木(ささき)ひとみさん(66)は「スーパーよりも安く、ガソリン代をかけてもお得だと思う」と満足そう。 鮮魚卸の「栃木北洋」従業員は「想定以上の売れ行き。物価高が影響しているのだろう」と興奮気味に話した。 開放時間は午前8時半~同11時。同市場は3日間で、前年より千人多い1万5千人の来場を見込んでいる。