教員採用試験スタート 志願者減少傾向…「人材確保の面で憂慮」 採用方法見直し 今回から小・中「併願制」導入、中途採用の「秋選考」も
長野県内の公立小・中学校などの教員採用試験の1次試験が29日、2日間の日程で始まりました。 長野市内の中学校3校を会場に公立の小・中学校、特別支援学校の教員採用試験が始まりました。 受験者は適性検査を受け午前11時過ぎからは専門教科の試験などに臨んでいます。 あすは面接が実施され、1次試験に合格した受験者は8月上旬の2次試験に進みます。 県教委によりますと来年度の採用予定数は、小学校225人、中学校135人、特別支援学校55人。 1次試験の志願者数は1427人で去年より55人減り、2年連続で減少しています。 志願者の減少は「人材確保の面で憂慮される事態」として、県教委は今回から小・中学校の併願制度を新たに導入し、中途採用の「秋選考」も実施するなど、選考方法を見直しています。
長野放送