宮崎商が「春夏連覇」!夏は自慢の継投で接戦を勝ち抜く、聖心ウルスラも大健闘【2024宮崎県の高校野球】
2025年が幕を開けた。昨年の高校野球界を各都道府県別に振り返り、1年間の球児の熱い戦いを思い出してみたい。 【一覧】2024年宮崎県大会の結果 宮崎では、宮崎商が「春夏連覇」を達成した。前年の秋は3回戦敗退に終わったが、春は準決勝までの4試合で3失点と投手力を誇り、決勝では聖心ウルスラを1対5からの逆転勝ちを収めた。 夏は接戦を制して3年ぶりの頂点をつかんだ。決勝までの5試合はすべて3点差以内の勝利。初戦の5得点が最高で、初戦を含む2試合が逆転勝ちだった。上山 純平内野手(3年)、小野 壮真投手(3年)、中村 奈一輝内野手(3年)らがマウンドで踏ん張って勝利をつかんだ。決勝では、前年の秋に敗戦を喫していた富島相手に、しっかりリベンジを果たした。夏甲子園の初戦は、中京大中京(愛知)に逆転負けを喫したが、伝統校相手に大健闘の戦いを見せた。 秋は日南学園が9年ぶりに優勝を果たした。全5試合の失点はわずか2。3試合が完封ゲームと投手力を武器に強さを誇った。 聖心ウルスラは春準優勝、夏8強に入り、秋も準優勝。今年のさらなる飛躍に期待される。