約2年7カ月ぶりの復帰戦に臨む高梨knuckle美穂「世界に行きたい。1月26日は思い切り暴れたい」【Krush】
K-1グループの「Krush」の会見が12月23日、都内で行われた。来年1月26日に東京・後楽園ホールで行われる「Krush.170」で約2年7カ月ぶりの復帰戦に臨む高梨knuckle美穂(K-1ジム五反田チームキングス)が「1月26日は思い切り暴れたい」と意欲を見せた。 高梨は2018年9月の「KHAOS.6」のデビューから2022年2月のK-1東京体育館大会まで破竹の10連勝。その間にKrush女子アトム級王座を獲得。パヤーフォン・アユタヤファイトジムを相手に防衛を果たしている。前戦となった2022年6月のK-1初の女子大会「RING OF VENUS」ではミニマム級に階級を上げエリヴァン・バルト(トルコ/Dersim Kickboks)と対戦するも判定で敗れ、プロ初黒星。そこからリングを離れ、今回が約2年7カ月ぶりの復帰戦でMOE(若獅子会館)と対戦する。MOEも昨年4月の「Krush~RING OF VENUS~」以来の復帰戦となる。 高梨は会見で「2年半の間、日常も練習も全てかけて、自分を見つめてやってきた。1月の試合が楽しみ」と語った。 ここまでの2年半という時間が空いたことについては「自分自身、中途半端にやりたくなかった。前回負けた原因をちゃんと理解してから臨みたかったので、2年半という長い時間が空いてしまった。でも今は完璧に仕上げている」と明かした。 K-1ジム五反田チームキングスには「2年前の5月くらい」に移籍したのだが「パンチもそうだが、パンチだけじゃなくて蹴りもそう。全体的にパワーアップしている」と現在の環境に手応えを感じている様子。 今後についてはミニマム級で2階級制覇を狙う一方「私は世界に行きたいので、ガンガン試合をして。これからどんどん行きたい」と世界も見据える。 また以前、KNOCK OUTを主戦場とするぱんちゃん璃奈が高梨との対戦に興味を示したことがあったのだが、高梨は「1月26日が終わったら私はいつでも大丈夫」と語った。 最後は「2年半前に初めて負けて、その負けのお陰で今がある。気づけなかったことにいっぱい気づけて、人としても成長できた2年だったので1月26日は思い切り暴れたい」と締めくくった。