人喰いエレベーターに餌をやりながら下へ降りていく協力ホラーゲーム『KLETKA』Steamにて体験版が配信開始。燃料や肉でエレベーターの機嫌を取り、仲間と共に無限に続く建造物を降り続けろ
Callbackとln404は7月26日、ホラーアクションゲーム『KLETKA』の体験版をSteamにて配信開始した。体験版では4人までのマルチプレイが可能で、日本語にも対応している。 『KLETKA』は人喰いエレベーター「クレトカ」に乗り込み、果てしなく拡大する巨大建造物の深淵に降りていく協力型ホラーアクションゲームだ。エレベーターに乗って階層を降り、停止した階層で燃料やアイテムを探索、戻ってエレベーターを動かすのが基本の流れとなる。 クレトカで階層を下がるごとに燃料は減少していき、燃料がゼロになればエレベーターの中の人間は腹をすかせたクレトカに食べられてしまう。なんとかして燃料を維持しなければならないが、幸いなことにクレトカは雑食なので、通常の燃料のほかにも、倒した敵や死んだ味方の肉も受け付けてくれる。 また、クレトカは使い続けると損耗していき、レンチで修理しなければ自動で停止してしまう。クレトカにはスキャナーも搭載されており、それぞれの階層に存在するリソースを見ながら停止するかどうか選ぶことができるが、全ての階層に停止できるわけではないため、燃料には余裕を持っておいたほうが良さそうだ。 各階層には燃料などのアイテムに加え、トラバサミや地雷といったトラップが配置されている。トラップはアイテムを投げて解除できるので、うまく対処しながら進んでいこう。破壊可能な壁や解除に時間がかかる扉などのギミックもあるほか、あちこちに落ちているビンを集めておけば死んだ仲間を蘇生できるスポットもあるようだ。 また、一部の階層にはプレイヤーに襲い掛かる敵や、あらゆるものを殺す異常現象「サモスボル」も存在する。たとえクレトカがどれだけ腹をすかせていたとしても、サイレンが聞こえたらすべてを投げ出してエレベーターに逃げ込まなければならない。 ストアページでは入り組んだ屋内や広々とした廃墟、木の茂る森といった様々なバイオームが確認できる。体験版にはそのうち1つのバイオームが含まれており、ゲーム本編の多くの要素を盛り込んだキャンペーンモードがプレイできるようだ。ちなみに、プレイヤーが行えるエモートにはダンスが3種類用意されている。 『KLETKA』はSteamにて体験版を配信中。本編リリースは2024年第4四半期を予定している。
電ファミニコゲーマー:逆道
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