岩手県の人口 戦後初めて115万人を下回る 進む少子高齢化と県外流出
岩手めんこいテレビ
2024年5月1日時点の岩手県の推計人口は、前の年の同じ月より約1万8000人減り、戦後初めて115万人を割り込みました。 県のまとめによりますと、5月1日時点の県の推計人口は114万9758人で、戦後初めて115万人を下回りました。 前の月より1026人減っていて、前の年の同じ月と比べると約1万8000人、率にして1.5%減少しています。 この1年で県内全ての市町村で人口が減っていて、減少した割合は西和賀町と普代村が3.7%と最も高くなり、次いで葛巻町が3.5%となりました。 一方で低いのは金ケ崎町の0.4%、紫波町の0.5%、北上市と滝沢市の0.6%でした。盛岡市は1.0%となっています。 県では「結婚や出産に対する支援の充実をはじめ、雇用の創出や所得の向上など地域の実情を踏まえた対策を市町村と連携して進めていく」としています。
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