ロッテ・吉井監督、20年ぶりリーグ優勝へスーパースターの出現期待…候補は藤原、高部、安田の左打者3人衆
ロッテの吉井理人監督が25日、20年ぶりのパ・リーグ優勝を目指す来季に向け、スーパースターの出現を望んだ。 今季のレギュラーシーズンは3位だったロッテに18・5ゲーム差をつけてリーグ優勝したソフトバンクとの違いを聞かれた吉井監督は「これはもうシンプルに個々のレベルを上げてもらうしかないと思います」と回答。「いわゆるスーパースターの選手が、マリーンズには角中や荻野がいた。今でも彼らはプロだと思うんですけれども、彼らに続く真のプロの選手がマリーンズにはいない。やっぱりそういうスーパースター、ウチにはいないですよね。そこをどれだけつくっていくかだと思います」と語った。 次代のスーパースター候補は藤原、高部、安田の左打者3人衆だ。「彼らもアマチュア時代はスーパースターだったんでそこからどれだけ伸びるかですよね。やっぱり、ドーンと突き抜けた活躍をする選手が一人でも多く出てきてほしい」。中でも、開幕前の自打球により右膝蓋(しつがい)骨骨折で3カ月出遅れながらも、最終的には打率2割9分というハイアベレージを残した藤原の進化に対する楽しみは尽きない。「藤原は突き抜けそうだったんですけどね。ちょっと途中故障で終わっちゃったんで。期待しています」と願った。
中日スポーツ