「如恵留の分も。7人の思いを込めている」Travis Japan全国ツアー開幕、活動休止中・川島の立ち位置を照明で照らす演出も
Travis Japanが4日、神奈川・横浜アリーナで全国ツアー「VIIsual」(8都市28公演)の初日を迎えた。昨年12月4日にリリースした最新アルバムの収録曲に加え、代表曲「夢のHollywood」や「JUST DANCE!」など全30曲を披露。夏には2年連続でワールドツアー(アジア、米国)を開催することも発表した。 きらびやかな衣装をまとった6人がステージ下から登場すると、1万5000人が熱狂した。リーダーの宮近海斗(27)は「ヘイ、横浜。ぶち上がっていこうぜ」と叫び、松倉海斗(27)は「あけおめでーす」と重ね、会場全体に笑顔が広がった。 2年連続で、年明けから全国ツアーをスタートした。宮近が「僕たちにも、ファンの方にとっても、メチャメチャ良いスタート」と話した通り、序盤からエンジン全開。中盤にはユニット曲も披露し、体調不良で活動休止中の川島如恵留(のえる、30)と吉澤のユニット曲「Lonely Stars」では、川島の立ち位置を照明で照らす演出も。宮近は「如恵留の分も。7人の思いを込めている」と言った。 2年連続のワールドツアー開催も発表。詳細は未定だが、松田元太(25)は「LA(ロサンゼルス)は(デビュー前に)メンバーで共同生活をしていた場所だし、また行けるように頑張っていきたい」とうなずいた。 3月5日には、新曲「Say I do/Tokyo Crazy Night」のリリースも決定。それぞれ宮近と松倉の主演ドラマの主題歌で、グループでは初のシングル。松田が「え? これCDなの? すごいじゃん」と言えば、松倉も「テレビで主題歌が流れたら、ガッツポーズしちゃう」とニッコリ。キレキレのダンスに、高い歌唱力、そして抜群のトーク力。「TJ」の魅力を見せつけた宮近は「どこにもとどまらないくらいのスーパースターになる」と宣言。「誰に何と言われようと、自分たちが目指すところ、ファンの方が求めるモノを信じる」と誓うと、メンバーが力強い拍手とTJポーズで呼応した。(田中 雄己) 宮近海斗「『TJ』という呼び方が、浸透したのはうれしいですけど、自分たちよりファンの方の発音が良くて(笑)」 中村海人「僕が総合演出ですけど、皆のアイデアもたくさん入っているので。誰がここを演出したのかなとか見てほしい」 七五三掛龍也「『あけおめ』から、ファンのみんなに会えることって本当に幸せなことだし。みんな、大好きー」 吉澤閑也「僕がプロデュースした『HBD』は、ハッピーな歌で、お祝いにピッタリ。歌詞を覚えていただいて、みんなで歌えたら」 松田元太「本番1時間前くらいに髪を切って。もう、みんなのために切った! もっとたくさんの方に『TJ』を届けたい」 松倉海斗「あけおめでーす。待ちに待った年始のライブ。みんなも楽しみに待ってた? 僕らも待ちきれなかったよー」
報知新聞社