ケインとともに攻撃陣をリードする存在に

バイエルンの前線を形成するケインとサネ photo/Getty Images

今夏にバイエルンへ加入し、驚異的なペースで得点を重ねているFWハリー・ケイン。そしてそのケインに引っ張られるように、数字を伸ばしているのがウイングのレロイ・サネだ。 ケインは得点部分以外に、中盤まで顔を出してのポストプレイも巧みだ。ケインを経由したところからワイドに展開するパターンも多く、ケインがサネの良さを引き出しているとも言える。 サネは17日に行われたブンデスリーガ第15節・シュツットガルト戦でもアシストを記録し、チームの勝利に貢献。今季のサネはリーグ戦で8ゴール8アシストと見事な数字を残している。すでにアシスト数は昨季の7アシストを超え、今季は二桁得点&二桁アシストを記録できるだろう。 独『Sport Bild』によると、サネもケインとの連携が完成されていると自信を口にする。 「ハリーは素晴らしい選手だよ。彼と一緒にプレイできるのは大きな喜びだ。彼はゲームに関して信じられないほどのビジョンを持っている。僕たちにはしっかりとした連携があり、仲間がどのスペースにいるかを理解している。事前に話し合っていなかったことが起こる可能性もあるけど、そこは直感だ。その部分でも僕たちはお互いをうまく補い合っていると思う。彼は単純に素晴らしいストライカーであり、世界最高のストライカーの一人だ」 ウイングへの展開力などは、以前まで所属していたロベルト・レヴァンドフスキよりもケインの方が巧みと言えるかもしれない。ケイン加入はサネにとっても大きなものとなっているようだ。