能登被災者、フェリーで休養を 防衛省が受け入れ開始
防衛省は14日、能登半島地震により避難所で生活する被災者向けに、石川県七尾市に派遣した大型フェリー「はくおう」の内部を報道陣に公開した。水道などインフラの復旧が進まない中、大浴場や食堂など船の設備を活用し、疲労がたまる被災者にリフレッシュしてもらう狙い。同日午後、被災者の受け入れを開始した。 はくおうは、全長約200メートル、幅約25メートルで、防衛省が民間の会社からチャーターしている。船内はホテルのような内装で男女別の大浴場があり、朝夕食を提供。和室と洋室を用意、当面は最大200人までだが、状況に応じ受け入れを増やす。1回の利用は1泊2日で、全て無料。