長野ひき逃げ、来年2月判決 中学生死亡事故、無罪見直しか 最高裁
長野県佐久市で2015年、中学3年の和田樹生さん=当時(15)=を乗用車ではねて死亡させる事故を起こした際、直ちに救護しなかった道交法違反(ひき逃げなど)の罪に問われた男性被告(52)の上告審で、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は24日までに判決期日を来年2月7日に指定した。 二審判断を見直す場合などに必要な手続きである弁論が開かれており、東京高裁の無罪判決が覆る可能性がある。 東京高裁判決などによると、被告は事故当時、飲酒運転をしていた。衝突後に被害者を捜した一方、酒のにおいを消すため、コンビニで口臭防止用品を購入して服用。その後、倒れていた和田さんを発見した。