クジラ「淀ちゃん」処理費問題『松井一郎前市長』に聞き取り求める声…横山市長「外部委員の判断で必要な調査を適切に判断し進めていきたい」
クジラの「淀ちゃん」の処理費をめぐる問題、市議会で松井一郎前市長からの聞き取りを求める声が上がりました。 【当時の映像を振り返る】迷いクジラ『淀ちゃん』海へ 和歌山・白浜沖へ向かう船を上空から追う 去年1月、大阪湾で死んだクジラの「淀ちゃん」。当時の松井一郎大阪市長が海に沈める方針を決定し、大阪港湾局は約8000万円で処理業者と随意契約しました。 しかしその後の調査で当初試算の倍以上にあたる契約金額について「(契約金額には)疑義が残る」などと指摘されています。 市は外部監察専門委員に処理方法の妥当性などの調査を委託していますが、14日の市議会では海に沈めて処理すると決めた松井前市長からも話を聞くべきとの意見が出ました。 (公明・山口悟朗議員) 「全容解明にむけて松井前市長にも協力してもらう必要があると」 これに対し横山市長は・・・ (横山英幸市長) 「市長の立場で調査対象や内容を指示することは適切ではないと考える。外部監察専門委員の判断で必要な調査を適切に判断して進めていただきたい」 また市長は総点検するとしている随意契約について6月中に調査を始めるとしました。