犯行前日に鍵穴に接着剤流し込む 男性が鍵がかからないまま出勤したところ侵入しノートPCなど盗んだとして男を逮捕 警視庁
東京・杉並区のアパートの一室に侵入し、ノートパソコンなどを盗んだとして、男が逮捕されました。犯行に使われたのは接着剤でした。 窃盗などの疑いで逮捕されたのは、東京・杉並区の無職・山本泰生容疑者(26)です。 山本容疑者は今年5月、杉並区の会社員の男性が住むアパートに侵入し、ノートパソコン2台などあわせて11点、およそ30万3000円相当を盗んだ疑いがもたれています。 警視庁によりますと、山本容疑者は犯行前日の夜に玄関の鍵穴に接着剤を流し込んでいて、男性が翌日、出勤する際に鍵をかけようとすると、接着剤が固まっていて鍵がかかりませんでしたが、会社に間に合うように無施錠のまま出かけました。その後、山本容疑者が侵入し、犯行に及んでいたということです。 山本容疑者は盗んだものをフリマアプリに出品し、数万円の売り上げを得ていて、取り調べに対し「生活費に困っていた」と容疑を認めているということです。 都内では同じような手口の被害が今年、ほかにも1件確認されていて、警視庁が関連を調べています。
TBSテレビ