「汗と加齢臭はニオイの原因が違う?」香りのプロ“8×4(エイトフォー)”研究担当に聞いた加齢臭対策『大人の価値向上研究所』
体・心の健康、見た目を整え、“自分自身の価値を高める術”をナビゲートする本企画。今回のテーマは「においケア」。 ⇒【写真】プロが教える「加齢臭対策」の詳しい画像を見る(全10枚) 暑くなるこれからの季節は、エチケットとしてもにおいケアを徹底したいところ。今年50周年を迎える制汗デオドラントの代表的ブランド「8×4」で、MonoMax読者世代にぴったりなアイテムを教えてもらいました。
気になる加齢臭に! 50周年を迎えた8×4のココがスゴい
今回お話を伺ったのは、8×4 MENのマーケティングを担当する大西香澄さん(中央)と、研究担当の池田浩二(左)さん。 幸太「今回は夏直前ということで、気になるにおい対策についてお話を伺いたいと思います。制汗デオドラントといえば、誰もが知っている8×4。今年50周年ということですが、最初の商品は何だったのでしょう?」 大西「8×4が日本に上陸したのは1974年。当時の日本には、ワキガなど特定のユーザー向けのものしかありませんでした。そこで8×4が提案させていただいたのが、簡単に使えるパウダースプレーです。明るく健康的なイメージで使える制汗剤として女子高生の間で大ヒットしました。1980年には、男性に好まれる香りで提案した8×4MENが登場しました。8×4MENは、わかりやすさや専門性も意識し、ワキのにおい、足のにおい、加齢臭とシリーズを分けることで、気になる自分のにおいの悩みに合わせて選べる商品をご提案しています」 ■「8×4」年表 1974年 8×4が日本初上陸。手軽に使えるパウダースプレーが女子高生の間で大ヒット! 1977年 ロールオンタイプが登場。気になるワキにしっかりくるくると塗れるのが特徴。 1980年 8×4MENがデビュー。男性が好む香りで、清涼感を感じられるメントールを配合した。 幸太「わかりやすい! やらなきゃと思っていても、男性は何を選べばいいかで迷ってしまいますからね」 池田「実は汗をかいてもすぐにはにおわないんです。なぜにおうかというと、皮膚常在菌といわれる菌が汗をエサにして代謝し、分解したものがにおいの原因になるのです。ワキにある汗腺と足にある汗腺は異なるので、それぞれの部位に合わせた処方になっています」 幸太「なるほど、原因に合わせているわけですね。僕たち世代は汗だけでなく、加齢臭も気になるところです」 大西「加齢臭向け商品は今年発売されました。特におすすめなのが、この『ミドル リキッド』です」 池田「加齢臭は、むわっと重く、古い油のようなにおいが特徴ですが、これは皮脂の酸化が原因です。『ミドル リキッド』には皮脂を吸着するパウダーを配合して、加齢臭の原因となる皮脂を捕える。そして機能性香料でにおいをカバーする。この2つのアプローチで加齢臭をケアする商品です」 大西「皮脂の出やすい耳裏、首筋、背中のYゾーンに塗りやすいボトルも新たに開発しました。8×4MENでは、気になる悩みへの効果をいかに実感できるかをすごく調査して商品化しています。本人はもちろん、家族やパートナーにも実感してもらえるかも調査しているんですよ。朝起きたときのパジャマや枕、脱いだ後のシャツのにおいが気になり始めた方に、ぜひ使っていただきたいです」 幸太「朝1回塗るだけで、においのエチケットができるのは心強いです!」