戦後80年へ…ノーベル平和賞受賞「日本被団協」が伝える平和への思い「やがてではなくて今のうちに…」
ノーベル平和賞を受賞し、今月、ノルウェーで行われた授賞式にも出席した日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の本間恵美子代表理事らが27日、松江市役所を訪れ、上定市長に平和への思いを伝えました。 【写真を見る】戦後80年へ…ノーベル平和賞受賞「日本被団協」が伝える平和への思い「やがてではなくて今のうちに…」 今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協。 松江市在住の本間恵美子さんは母親が広島で被爆した被爆2世。 ノルウェーの首都オスロで開かれた授賞式に出席した本間さんは、街のいたるところに折り鶴や垂れ幕があり、熱い歓迎を受けたことや、現地の大学生に平和への思いを伝えたことなどを上定市長に報告しました。 日本原水爆被害者団体協議会 本間恵美子 代表理事 「被爆者の皆さんもだんだん高齢化していらっしゃるので、今のうちに、やがてではなくて今のうちに、お聞きしておくことが大事だと思います」 来年は戦後80年。本間さんは、被爆者の証言を聞くなど今すぐにもでも活動を起こし、一歩でも進んでいかないといけないと平和への想いを語っていました。
山陰放送