日米韓が共同訓練「フリーダム・エッジ」実施…弾道ミサイルやサイバー攻撃も想定
日米韓3か国が海上、空中、サイバーなど多領域で実施する共同訓練「フリーダム・エッジ」の様子が14日、読売新聞など報道陣に公開された。訓練は、昨年8月の日米韓首脳会談を受けて今年6月に初めて行われ、今回で2回目。東アジア情勢が緊迫する中、自衛隊と米韓両軍の連携向上を図る狙いがある。 【動画】共同訓練「フリーダム・エッジ」の様子
今回の訓練は13~15日の日程で、韓国南部・済州島(チェジュド)南東の東シナ海などで実施されており、米原子力空母「ジョージ・ワシントン」や日米韓のイージス艦、米韓のF35ステルス戦闘機などが参加している。空母上で公開された14日の訓練では、米海軍のF35Cステルス戦闘機などが轟音(ごうおん)を立てながら離着艦していた。
3か国は訓練で、戦闘機や潜水艦のほか、弾道ミサイルやサイバー攻撃も含めた複合的な脅威を想定。協力して対処する手順を確認し、抑止力や対処力の強化につなげたい考えだ。