超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング15位。キャパ6万人超で60%超え! Jリーグ最強の人気クラブと言えば?
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
15位:浦和レッズ 本拠地:埼玉スタジアム2002(62,010人収容) その他ホーム開催地:浦和駒場スタジアム(21,481人収容) 平均入場者数:37,519人 平均収容率:63.2% 浦和レッズは62,010人の収容可能人数を誇る埼玉スタジアム2002を本拠地としながら、62.7%のスタジアム収容率をマークした。平均入場者数37,519人はJリーグ全60クラブの中でダントツの数字となっている。 一時は降格圏付近を彷徨うほど低迷した今季だったが、昨季と比べると平均入場者が7,000人ほど増加しており、ファンの関心は上昇し続けているようだ。 最も多くの観客を集めた試合は、シーズン最終戦のアルビレックス新潟戦だ。長年チームを支えてきた興梠慎三と宇賀神友弥の引退試合が行われたこともあり、国立競技場クラスと言ってもいい55,184人の大観衆がスタンドを埋め尽くした。この試合の収容率は89%となった。 そのほかにも、ホーム開幕戦となった第2節の東京ヴェルディ戦で5,0863人(収容率82%)、第19節の鹿島アントラーズ戦で48,638人(収容率78.1%)と高い集客力を発揮しており、40,000人越えの試合が9試合もあった。 浦和の次なる目標は、平均入場者数が40,000人を超えていた00年代後半の熱気を取り戻すことだろう。そのためには平均64.5%の収容率が必要になる。この数字を可能にするには、やはりピッチ上の結果が求められてくるはずだ。
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