新アリーナ建設に反対して当選 長坂尚登市長が初登庁の日に「契約解除に向けた手続きに入るよう指示した」 愛知・豊橋市
CBCテレビ
愛知県の豊橋市長選挙で当選を果たした、長坂尚登市長(41)が初登庁です。 18日の昼休み。愛知県の豊橋公園に向かう、豊橋市の新しいリーダーに選ばれた長坂尚登市長。 【写真を見る】新アリーナ建設に反対して当選 長坂尚登市長が初登庁の日に「契約解除に向けた手続きに入るよう指示した」 愛知・豊橋市 (愛知・豊橋市 長坂尚登市長) 「そこの遊具なんかでもよく遊んでいた。ここからがスタートというか。もっと頑張らなければいけない」 続いて、足を運ぶのは選挙戦の争点になった「因縁の場所」です。 (長坂市長) 「これだけ大きなことをまとめようとしているので、少しでもうまくやっていかなければならない」 市長選では豊橋公園の野球場に計画された新アリーナ建設に反対。速やかな契約解除を訴えて初当選を果たしました。 ■訓示で「市民のため、脳に汗をかいてください」 18日朝。長坂市長の初登庁です。職員には拍手と花束で迎えられました。 (長坂市長) 「皆さんの頭は考えるためにあります。市民のため、脳に汗をかいてください」 訓示と昼休みに続いては就任後初の定例会見。ここで、早速アリーナに関した動きを明らかにしました。 (長坂市長) 「新アリーナについては、先ほど契約解除に向けた手続きに入るよう指示をした。遅れるほど相手方に払わないといけないかもしれない。金額が大きくなるおそれがある」 担当部署に契約解除への手続きを指示しました。 (長坂市長) 「市長として、皆さんに訴えたことを着実に実行していく」 就任早々の「有言実行」。契約解除となれば莫大な補償金などが発生する可能性もあり、どう争点を決着させるのか、新市長の舵取りに注目が集まりそうです。
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