今、美容皮膚科で最も支持されている施術とは? 都内5院にリアルな人気施術1位をリサーチ!
山﨑研志ALOOP CLINIC & LAB 院長は、「肌分析では、シミのスコアが低く出る顧客が多く、マイルドにシミ治療ができるピコトーニングを提案することが多い。ピコトーニングは『enLIGHTen® SR(エンライトン)』という機器を使ったレーザー治療だ。従来のシミ改善治療で使用されていたナノ(10億分の1)秒よりも、さらに短いピコ(1兆分の1)秒単位でレーザー照射が可能になった。ピコトーニングはシミ・そばかす・肝斑・くすみなど茶色い色素への効果が期待できる」とコメント、また、今後、注目の施術は、“マイクロニードルRF VIVACE(以下ビバーチェ)”(全顔9万9000円)。「毛穴に課題を抱えている顧客が多い傾向がある。一見、毛穴が関係ないような悩みでも毛穴が起因となっている場合が多くある。一例として、毛穴の広がりによって毛穴部分が影として見えてしまうこともあれば、毛穴の周りの炎症がくすみとして見えていることも。毛穴を引き締め、肌状態を整える“ビバーチェ”がオススメだ。“ビバーチェ”は36本のマイクロニードルの先からRF(高周波)を出して真皮層にアプローチする施術で、毛穴やシワ、ハリのなさに効果が期待できる」。
3.「光伸メディカルクリニック」
光伸メディカルクリニックでは、アゴ、フェイスランにヒアルロン酸を注入して、下顔面の輪郭を全体のバランスに合わせて整える施術“ヒアルロン酸注入/アゴ(形成 TOP 含む)&フェイスライン、2部位セット”(22万円)が支持された。
中村 光伸・光伸メディカルクリニック 院長・医学博士は「正面から見ると逆三角形の輪郭となり小顔効果、横から見たときはフェイスラインと首の境界が明確になり、もたつき感が目立たなくなる。美容医療に対するハードルは若者を中心に下がってきていて、全世代の患者からニーズが高まっている。考えられる理由として、一般的にアジア人は全体的にアゴの骨が小さく、アゴが後ろに引っ込んでいて鼻が強調されている人や、骨の端が内側に入っていたり、痩せているのに二重アゴになったりするなど、フェイスラインにもたつきを感じる場合が多い。骨格の足りない部分を補填し、形を整えるための一助としてヒアルロン酸注入を選ぶ人が多く、認知が少しずつ高まってきている」と話す。