5年間で12ヵ国語を習得したインフルエンサーが「外国語学習」で手放せない「メインツール」
ストーリーを読みながら学べる「Assimil」
Assimilは、ストーリーを読みながら文法や頻出フレーズを学べる教材です。1日1レッスンで、週に一度、文法の復習パートがあります。 教材といっても小難しい文法書とは違います。現実的なシチュエーション設定のストーリーを通して数多くのフレーズに触れながら、リアルなコミュニケーションに役立つフレーズ、文法、発音を同時進行で学べるようになっています。 また、後半のほうのレッスンでは、前半に出てきた内容で「英語→学習中の言語」の翻訳を練習します。これは「バックトランスレーション(逆翻訳)」と呼ばれ、ライティングをはじめとしたアウトプット力の強化に役立ちます。 この2つのツールを使うのなら、先にPimsleurをひととおり完了してから、Assimilで学んでいくといいでしょう。 私の場合は、まずPimsleurで2ヵ月(30レッスン×2セット)、続いてAssimilで3ヵ月、合計約5ヵ月をかけて、新しい言語の素地を作るというのがスタンダードになっています。 少々値は張りますが、何冊も学習参考書を購入したり教室に通ったりするよりも効率的かつ包括的に外国語学習を進めることができるので、選択肢の1つとして検討の余地はあるのではないかと思います。
フラッシュカード型のアプリ「Anki」
(3)Anki Anki(アンキ)はフラッシュカード型の外国語学習アプリです。日本語対応もしています。自分で単語やフレーズのカードを作成し、アプリに繰り返しテストを出題してもらうことで、単語やフレーズを効率的に記憶することができます。 出題ペースなどを自分でカスタマイズできるため、個人の学習スタイルに合わせた使い方ができるという点でも優れています。 基本的な使い方は次のとおりです。 ・暗記したい単語やフレーズのフラッシュカードを作る ・アプリが、作成したカードからランダムにテストを出題してくる→回答する ・カードの難易度(もう一度/難しい/できた/簡単)を自己評価する→難易度によって異なる間隔で再出題される 単にランダムに出題するだけでなく、簡単に正答できた問題は長い間隔で、不正解や難しかった問題は短い間隔で再出題されるという具合に、自己評価による難易度によって再出題までの間隔が違う。 この機能のおかげで、より効率的に語彙やフレーズを暗記していくことができるのです(2024年4月2日現在、PC用・アンドロイド用・iOS用のうち、iOS用のみ有料)。
Kazu Languages(インフルエンサー)