【新日本・WTL】ジェフ・コブ&ニューマン3連勝でAブロック単独首位 KENTA組は泥沼3連敗
新日本プロレス24日後楽園ホール大会の「ワールドタッグリーグ」Aブロック公式戦で、「ユナイテッド・エンパイア」のジェフ・コブ(42)、カラム・ニューマン(22)組がKENTA(43)、チェーズ・オーエンズ(34)組を破り、開幕から無傷の3連勝を飾った。 【写真】その場飛びムーンサルトも披露したコブ 試合巧者コンビに分断され、孤立してしまったコブは怒とうの波状攻撃にさらされる。合体のコードブレイカーに浴びて窮地に陥ったが、これはカラムのカットが間に合い、3カウントは許さない。 KENTAに仕掛けたツアー・オブ・ジ・アイランドも防がれると、羽交い絞めにされてオーエンズのトラースキックを狙われる。しかし、これを間一髪で回避し、KENTAに誤爆させることに成功。最後は「おやすみ」のポーズからファイヤーマンズキャリーの態勢に担ぎ上げ、KENTAの代名詞go 2 sleepの入り方からツアー・オブ・ジ・アイランドをさく裂させてみせた。 全勝をキープしたコブ組はAブロックの単独首位に。コブは「乳製品がダメな人でもバターの代用品はあるから、バターのように滑らかな俺たちを止められるヤツはいないんだ。俺たちが次のIWGPタッグ王者組になる」と、ユナイテッド・エンパイアの同門であるグレート―O―カーン&HENAREの持つIWGPタッグ王座取りを予告した。 一方で今年2度IWGPタッグ王座を奪取した実績のあるKENTA組は、まさかの開幕3連敗。優勝決定戦(12月8日、熊本)進出へ早々に厳しい状況に追い込まれてしまった。
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