【北九州記念】ピューロマジック重賞連勝だ 開幕週の絶好馬場も味方
今週から夏の小倉開催が始まる。30日のメインはサマースプリントシリーズ第2戦「第59回北九州記念」。平坦小回りの電撃6ハロン戦にスピード自慢が顔をそろえてきた。 ◇ 若き快速ピューロマジックがスプリントGⅢ連勝を狙っている。前走の葵Sは2着馬に1馬身¼差をつけて逃げ切り、重賞初制覇を飾った。勝ちタイム1分7秒1は優秀で、古馬を相手にしても十分に通用する。 1週前に栗東坂路で4ハロン52秒3、ラスト1ハロン12秒2をマークし、順調そのもの。小倉では初めて走るが、札幌芝6ハロンの未勝利戦を10馬身差で逃げ切っており、平坦コースは得意だ。開幕週の絶好馬場も味方に押し切る。 ヨシノイースターは2月に、この舞台でOP北九州短距離Sを快勝している。1週前に栗東坂路で4ハロン51秒1の好時計を叩き出し、仕上がりは上々。適性の高い舞台で重賞初制覇を果たせるか。 エイシンスポッターはL安土城Sを勝って勢いに乗っている。全6勝のうち5勝をあげる6ハロンに短縮するのは大きい。 葵S2着のペアポルックスはこの舞台で2戦無敗の巧者だ。春雷S2着のサーマルウインドは6ハロン2戦目で前進する。(夕刊フジ)