宝くじの高額当選を装う特殊詐欺・60代の男性が被害/和歌山県
和歌山市内の60代の男性が、スマートフォンに届いた「3億5千万円の宝くじが当たりました」というメールにだまされ、手数料やブラックリスト削除名目で、あわせておよそ13万5千円をだまし取られたことがわかりました。和歌山県警は特殊詐欺とみて調べを進めています。 警察の調べによりますと、被害者の男性は8月末から9月18日までの間に電子マネーで手数料名目の金をだまし取られたほか、ブラックリストの削除名目で、数回にわたって同じ様な手口で金をだまし取られました。 複数回金を請求されたものの、いっこうに当選金を受け取ることができないことから、不審に思いネットで調べたところ、詐欺に遭っていることがわかり警察に届けました。 和歌山県内では「SNSで高額当選金が当たった」とか「副業を紹介します」といった手口や、ネットで知り合った一度も会ったことのない異性からの金を要求される手口の特殊詐欺被害が続いているため、県警では特殊詐欺を疑ってSNSの内容を信じないよう、県民に警戒を呼びかけています。 和歌山県警の特殊詐欺被害防止専用ダイヤルは0120-508-878です。