衆議院選挙 被災地の当選者は一夜明けさっそく“辻立ち”も 石川県からは前職と新人あわせて5人が当選
27日に投開票が行われた衆議院選挙では、石川県内3つの選挙区で自民党が2議席を獲得した一方、石川3区は立憲民主党の近藤和也さんが当選を果たしました。 【写真を見る】衆議院選挙 被災地の当選者は一夜明けさっそく“辻立ち”も 石川県からは前職と新人あわせて5人が当選 石川3区では立憲民主党の前職・近藤和也さんが7万7247票を獲得し、初当選の2009年以来となる小選挙区での議席を勝ち取りました。 近藤さんは28日の朝七尾市役所前に立ち、国政の場で能登の復興を訴え続けると誓いました。 近藤和也さん「石川3区の代表として議席を与えてもらった、だからこそ被災地は今これだけ大変なんだと。失われた期間を、命を取り戻すために政府に対応を強く求めていきたい」 一方小選挙区で敗れたものの、比例代表で復活当選した自民党の前職・西田昭二さんは、早朝から七尾市内で街頭に立ち、有権者に感謝を伝えました。 西田昭二さん「頂いた貴重な議席をしっかりと地元の能登半島の復旧復興に全力を尽くす、それのみです」 候補者6人の戦いとなった石川1区では、自民党の前職・小森卓郎さんが6万4997票を獲得し、次点の候補に1万3000票余りの差をつけ再選を果たしました。 小森卓郎さん「私自身も反省して政治改革もしっかり進める。引き続きの叱咤激励をまたよろしくお願いします」 また、国民民主党の新人、小竹凱さんも比例代表で復活当選し議席を獲得しました。 石川2区では自民党・前職の佐々木紀さんが10万票を超える得票で5回目の当選を飾りました。 佐々木紀さん「これまでに経験したことのない逆風の厳しい厳しい選挙戦でした」 今回の選挙では「政治とカネ」の問題をめぐり、自民党と公明党をあわせた与党の議席が過半数割れに追い込まれる結果となりました。 県選挙区全体の投票率は55.09%で、前回よりも2ポイントあまり減少し過去2番目に低くなりました。
北陸放送