鎌ケ谷で調整する上原

　来季はゴリマッチョボディーでローテ入りを狙う。日本ハムの上原健太投手（３０）が２３日、千葉県鎌ケ谷市内の球団施設で調整。シーズン中にウエートトレを強化してきた成果を「体重で言ったらもう７キロぐらいは増えている。１００キロです。人生初ですね」と明かした。 【写真】後ろから見たお尻周り　パンツが盛り上がりパンプアップされているのが明らか 　大柄な体にさらに筋肉の鎧をまとった。「スーツがもう全部入らなくなって、新しく夏前、４、５月ぐらいに２着作ったんですけど、１回も着ずに入らなくなりました」と苦笑いした。 　筋力アップで球質の変化を実感する。「９月にちょっと出力を気持ち落としてもこれまでと同じ出力が出たりとか、ボールの力強さというのは投げていて、“おっ”て思うところはあった」と話した。 　２２日は奈良間とともにエスコンフィールドで行われた「みんなのクリスマス音楽祭」に参加し、「栄光の架橋」を熱唱。終了後に移動して、この日は朝からトレーニングに励んだ。「土日に行事が入って練習できない日があったりしたので、平日は全部練習にあててという感じ。何かの行事が休み代わりで、まるまる１日休みというのは１２月はほぼないですね。移動もできるだけその日のうちにして、次の日は絶対に練習できる状態にしてという１２月を過ごしています」と言う。今季は登板７試合、０勝５敗と不本意な結果。来季の巻き返しへ、意欲のオフを過ごしている。