フィンランドのレストランの人気メニューを京都の町家カフェが再現! エスニックなレモンパスタがクセになる
それを聞いてえみぞうさんは「つかんだ」そうで、落としどころはカレーをイメージして作ってみたところ、納得のいく味に仕上がったのだとか。
ただヘルシンキのレストランと一点違うことと言えば、パクチーではなく紫蘇をのせること。「日本はパクチーが苦手な人が多いので、大体『いらない』と言われるのが寂しくて。それなら最初から他のもので代用してしまえ!と」
猫田さん「えっ、パクチーの方がおいしそうじゃんと思いますが、確かに苦手な人は多いですからねえ。」
麺がむっちむちで、ヨーグルトのほのかな酸味とレモンの香り、ニンニクや唐辛子も利いていて、食べる手が止まらない! 日本にはない、“エスニックなクリームパスタ”と表現したくなる味です。
自家製チキンハム、タマネギも入って具材感もあります。そうそう、ポーヨネンはどの料理も量が多い。「カフェ飯ってちんまりしているイメージですが、私は現地みたいにドカッと出したくて。でも女子にそれやると『スイーツまで入らへん』ってなるので、加減するようになりました」。ええ店や!
日本とは違う、フィンランドの味そのままの「ミートボール」も必食
麺ではないですが、ポーヨネンのシグニチャーと言えば「ミートボール」。フィンランドでも定番の家庭料理として食べられているアレです。 ただ日本のミートボールと決定的に違うのは、「フニャフニャに軟らかい」ということ。えみぞうさんはフィンランドと同じように、マッシュポテトを混ぜ込んでしっとりした食感を出します。
現地同様、リンゴンベリー(コケモモ)ジャムを添えるのもマストです。付け合わせのマッシュポテトもたっぷりと。
そうそう、テーブルに置かれたこのマスタードの話を忘れていました。フィンランドのマスタードですが、これがめちゃめちゃおいしい。帰宅後、お取り寄せしようとして検索しまくったら1本2,000円ぐらいするサイトしかなく、えみぞうさんに売ってもらえばよかったと後悔しました。
猫田さん「かつて私が血眼になって再現しようとした、マクドのナゲットのマスタードとほぼ同じ味です!」