浦和が勝ち切るか? 川崎Fが逆転か? 3か月ぶりに後半45分再開!
浦和レッズにとっても、川崎フロンターレにとっても、難しい戦いとなるだろう。8月24日、前半を終えて雷雨のために試合中止となった『明治安田J1リーグ』第28節が3か月後に後半のキックオフを迎える。 【PHOTO】橘田健人(川崎フロンターレ) 再試合のため、23分にマークした渡邊凌磨の先制ゴールはそのまま、浦和の1-0から後半がスタートする。原則として、試合中止時点で出場していた選手で試合を再開し、控え選手も同じメンバーで臨むことになる。ケガや疾病などで出場が困難な場合は、中止試合の控え選手から再開試合の出場選手を選出しなくてはならい。また、中止試合の控え選手がケガなどによりエントリーできない場合は、新たな選手を補充できる。浦和は別メニューのMF大久保智明、川崎Fは戦線離脱中のDF車屋紳太郎、MF脇坂泰斗を後半開始から控え選手に交代しても、交代枠にはカウントされない。もちろん、再開試合開催日にチームとの契約が終了しているスタッフについては入れ替えが認められるので、浦和は前半をペア・マティアス・ヘグモ監督が率いて、後半はマチェイ・スコルジャ監督が指揮することになる。 両軍とも8月24日の前半に選手交代をしなかったので、交代人数5名・交代回数3回はそのまま。ただでさえ45分という限られた時間だが、いかに交代カードを切っていくか、指揮官は難しい判断が求められることになる。スコルジャ監督が「私の人生でも初めての特殊な状況。私にとっても鬼木(達)監督にとってもひとつのテストになると思う」と言えば、鬼木監督も「本当に読めない。アグレッシブにと言いつつ、お互いに見合ってしまうかも。人間のやることなので」と警戒を深めた。 果たして、浦和が勝ち切って星をイーブンに戻すのか、それとも、川崎Fが逆転で五分の星に戻すか。『明治安田J1』第28節・浦和×川崎Fは11月22日(金)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。