佐々木則夫女子委員長、パリ五輪バックアップ4人選考の考え方を示す…五輪直後のU―20女子W杯
日本サッカー協会は22日、パリ五輪に出場するサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のスペイン遠征(5月27日~、6月5日)でのニュージーランド戦2試合に挑む22選手を発表した。4月の米国遠征メンバーからはMF杉田妃和(ソーンズ)とFW上野真実(広島)が外れ、FW千葉玲海菜(フランクフルト)とDF高橋はな(三菱重工浦和)が代表復帰した。 パリ五輪本番で登録できるメンバーは18名で、4人がバックアップメンバーとなる。パリ五輪の決勝は8月11日(日本時間)で、8月31日からはU―20女子W杯(コロンビア)が開幕するため、バックアップメンバーと、国際Aマッチデー期間外のU―20W杯メンバーをどのように選考するかも一つの焦点となる。 佐々木則夫女子委員長は「池田監督が責任を持って18人を選択する。4名のバックアップも重要なもの。そこはスタッフを含めて考える。改めてU―20、U―17から必ず4名の若いメンバーをバックアップにするということは、現状は考えていない」と説明した。 その上で「18プラス4名については、池田監督を中心として(考えて)、4名にもしU―20(当該選手)がいれば、相談して決定していく。今の段階においては、まだそこまでの状況ではない。いずれにしても今度の遠征の状況を踏まえた中で決定していく」と話していた。
報知新聞社