伊藤あおい 第1シードに衝撃の完勝、開幕戦で決勝進出<女子テニス>
ワークデイ キャンベラ国際
女子テニスのワークデイ キャンベラ国際(オーストラリア/キャンベラ、ハード、WTA125)は3日、シングルス準決勝が行われ、第7シードの伊藤あおいが第1シードのN・パリサス ディアス(スペイン)に6-2, 6-2のストレートで完勝し、今季開幕戦で決勝進出を果たした。 【大坂なおみvsバプティスト 1ポイント速報】 20歳で世界ランク126位の伊藤は2024年シーズン、スライスを駆使したフォアハンドや鋭いバックハンドに加え、ロブやネットプレーも織り交ぜた独特のプレースタイルで躍進した。 2025年シーズンの開幕戦となった今大会には第7シードとして出場すると、1回戦で世界ランク138位のM・ティモフェーワ、2回戦で同143位のA・サスノビッチ、準々決勝で同250位のN・ストヤノビッチ(セルビア)を下し準決勝に駒を進めた。 世界ランク91位のパリサス ディアスとの顔合わせとなった準決勝、伊藤はサービス時のポイント獲得率が55パーセントに留まり3度のブレークを許すも、リターンゲームで主導権を握り7度ものブレークに成功。第1シードのパリサス ディアスを自らのペースに引きずり込んだ伊藤がわずか1時間9分で勝利し、WTA125の大会で初の決勝進出を果たした。 勝利した伊藤は決勝で、世界ランク134位のウェイ・スジャ(中国)と予選勝者で同147位のA・イーラ(フィリピン)の勝者と対戦する。
tennis365.net