【巨人】連敗止め勝率5割復帰 坂本勇人の一発が勢いつけた…阿部監督「どう継続していくかが大事」
◇14日 日本ハム2―7巨人(エスコンフィールド北海道) チームの顔の一発で、連敗脱出! 巨人の坂本勇人内野手(35)が2回、4月25日の中日戦(東京ドーム)以来となる先制の4号ソロを放った。このアーチで打線は勢いづき、7得点で快勝。連敗を6で止め、勝率も5割に戻した。 2回2死、坂本は日本ハム先発の山崎に対し、カウント1―1から外角のチェンジアップが浮いたのを逃さずフルスイング。大きな弧を描いた打球を左翼席最前列へたたき込んだ。 これまで上位や中軸で起用されていたが、前カードの楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)で2試合無安打と振るわず、この日は今季初めて7番に下がった。ここまで打率2割4分台と苦しむ大黒柱から久々の快音が聞かれ、阿部慎之助監督も「今日ちょっとだけアドバイスしたけど、すぐ結果を出せる。これをどう継続していくかが大事だと思います」と活躍を続けていくことを願った。 坂本自身にも納得感はない。「たまたまホームランになっただけで、後の打席が全然良くない」。希代のバットマンが追い求めるのは、さらに高次元のパフォーマンスだ。
中日スポーツ