冬の酒田、ラーメンで盛り上げ 来月25日にフェスタ、山形市外で初
本県のラーメンとそばの魅力を発信する「『ラーメン県そば王国』フェスタinさかた」の発表会が2日、酒田市のホテルリッチ&ガーデン酒田で開かれた。来年1月25日に同ホテルで開かれ、県内5店舗・団体が出店する。 県は昨年10月に「ラーメン県そば王国」の商標登録を出願し、今年8月29日に登録された。フェスタは今年3月と今月7日に山形市で開かれ、同市以外での開催は今回が初めて。酒田市の民間事業者らがつくる実行委員会が、ラーメンを通じて冬の酒田を盛り上げようと企画した。 午前11時~午後8時、ラーメン4店舗・団体、そば1団体がブースを構える。地元の日本酒や県内クラフトビール、ソフトドリンクやスイーツのブースもある。チケットは10枚つづりで2千円。ラーメン・そばは1杯3~5枚で楽しめる。翌26日は酒田日本海寒鱈(かんだら)まつりが予定され、宿泊客も引き込みたい考え。 市麺類食堂組合の石垣洋平組合長(56)は「地元開催で、酒田のラーメンのおいしさをより多くの人に知ってもらいたい」と意気込みを語った。チケットは同ホテルなど市内4カ所で前売りし、当日券も用意する。同組合などが開発した嚥下(えんげ)食のラーメンも予約制で提供する。問い合わせは実行委員会事務局(コマツ・コーポレーション内)0234(41)0011。出店は次の通り。
◇ラーメン▽山形鶏(トリ)プルチキン=新旬屋、自家製麺鶏冠、麺辰の合同出店(山形市)▽アル・ケッチァーノ(鶴岡市)▽中華そば雲ノ糸(同)▽酒田のラーメンを考える会(酒田市) ◇そば▽尾花沢そば街道(尾花沢市)