初日ドリーム戦で激突する（右から）峰竜太、池田浩二、山口剛、毒島誠、白井英治、茅原悠紀（撮影・藤山　由理）

　ボートレース戸田のSG「第71回ボートレースダービー」が22日、いよいよ開幕する。初日メインはドリーム戦だ。 　選考勝率1位の峰がドリーム1号艇。引き当てたのは47号機。使用開始当初は目立つ動きではなかったが、前節ルーキーシリーズの原田才一郎が一変させ、強力な伸びを引き出した。スタート練習も比較ではいい部類。外を寄せつけぬターンで一気に逃げ切る。 　毒島は前節の中野希一が伸びに特化させて初Vを飾った42号機とのコンビ。練習の伸び足は出色だった。捲りが利く戸田水面。カドで質の高いスタートが決まると捲り一発がある。調整途上でもさばく腕は池田。2コースから手堅く差す。山口は毒島を止められるかが鍵。毒島の攻め次第では外枠勢にも出番がある。 　＜1＞峰竜太　手前がいいし、足合わせでは伸びていました。上位ランクのエンジンと同じ位置づけです。スタートは凄く早かった。 　＜2＞池田浩二　ペラが全然合っていない。回転数がオーバーしていた。特訓は毒島が伸びていた気がする。 　＜3＞山口剛　回転が上がっていて、一人で乗ると出足が良さそうだった。前検タイムに差はあったが、そんな体感ではなかった。 　＜4＞毒島誠　チルト0.5度のまま乗って、伸びは良さそうだった。ペラは特殊。普段（伸び型は）やらないしペラもチルトも迷う。 　＜5＞白井英治　体感があまり良くない。ペラは少し叩いたけど、あまり代わり映えはしなかった。最近はペラがハマっていない。 　＜6＞茅原悠紀　回転は出ていた。これは悪いことではない。班では毒島さんが良く見えた。スタートは凄く早い。