【オーストラリア】スバル、ホールデン元本社に新ディーラー店舗
SUBARU(スバル)が、廃業したオーストラリアの自動車会社GMホールデンの本社があったビクトリア州ポートメルボルンに新たなディーラー店舗を展開することが分かった。「スバルエクスペリエンスストア」として将来の店舗のモデルとする計画で、今年第4四半期(10~12月)の開業を予定している。 業界メディアのドライブによると、新店舗となる建物は、ホールデンの本社があった「フィッシャーマンズベンド」と呼ばれる広大な敷地の一部であり、ホールデンが2017年に自動車の製造を終了し、20年にブランドが閉鎖されるまで使用されていた。 新店舗は、24年3月に閉店したドックランズのロリマーストリートにあったスバルのショールームに代わるもの。新しい場所では販売が行われるが、点検や修理などのサービスは近隣のイングルスストリートにある専用の拠点で提供されるという。 ■仏シトロエン、豪新車市場撤退 フランスの大手自動車メーカー、シトロエンはこのほど、オーストラリアの新車市場から撤退すると発表した。11月1日に販売を終了する。 同社の新車販売は、競争激化により数年にわたり低迷していた。今年上半期(1~6月)の販売台数は87台にとどまり、前年同期から35%以上落ち込んでいた。07年のピーク時と比較すると94%減となっている。