要潤「俳優の仕事を辞めようと思ったことは何回かあって」後輩・森崎ウィンとの初対談で意外な胸中を告白
要潤「辞めようって思うことが何回かあった」
森崎さんは、俳優の先輩として要さんに聞きたいことがあったそうで、「俳優としての生き方」について、相談する場面も。 すると、要さんからは「俳優を辞めようと思ったことは何回かある」と、意外な告白が。 森崎: 要さんも不安ないんですか?ってすごぐアバウトな質問なんですけど。 要 : 全然ありますよ。毎日不安ですしね。 森崎: 要さんは端から見てると仮面ライダーとかでどーんと出て、芯が最初からあるように見えると言いますか。どう自分と向き合ってきたのかなっていう。 要 : でも結構、辞めようって思うことが何回かあった。 悩むってことは、自分のお芝居が納得いかなかったりすることが多いじゃないですか。監督にいっぱいダメ出しされちゃったりとか、自分の中で成立してない時とかに、“いや、もうこれはもう無理だな”と思って辞めようと思ったことは何回かあって。 でも俳優の辞め時って、もちろん仕事で何かオファーが頂けなかったらいつでも辞められるんですけど。オファーを頂いちゃうと、こんな僕でもオファーを頂けるってことは現場に行っていいことなのかな、みたいな。ちょっと図々しいですけど。それで、前の現場でちょっと悔しかった思いとか後悔してる思いとかっていうのを、次の現場でぶつけさせてもらって。恩返しじゃないですけど、やり抜くしかないなって。ちょっと割り切りながらずるずる、ずるずるですよ。 森崎: ずるずるとか言われるんですか(笑)。 要 : オファーを頂いて、“こんな僕でも良ければ仕事させていただきます”っていう気持ちですね。 そうすると自分にあまり期待してないから、あまり悩まないです。 森崎: それを割り切るとさっき仰ってましたけど、ある種、言葉の選択が合ってるか、失礼にあたったらなんですが、ある意味、自分に対してちょっと諦めるっていうか。 要 : そうですね。毎回最後だと思ってます僕。 森崎: 『キングダム』でもですか!?それを最後にやられちゃうと…勘弁してもらえないですか(笑)。
毎日ヒリヒリしていないと自分じゃない
要 : やっぱり安定を求めてないんでしょうね、自分の中で。なんかヒリヒリしてないと自分じゃないみたいな。毎日ヒリヒリ、「やべーっ」て思ってないと怠けちゃうような気がするんですね、自分が。この仕事が多分ちょうど合ってるのかもしれないですね。1 年後どうなるか分かっていない。 気がつけば深く話し込んでいた2人。 別れ際には要さんの方から「 再会をまた願ってということで、共通の趣味であるジビエ料理を…!」と誘われると、森崎さんも「行きたいです!熊の手!」と即答。再会の約束も交わしました。
めざましmedia編集部