威勢のいい声で競り落とされていくのは泳ぐ宝石「ニシキゴイ」。久留米市で１１月６日開かれたオークションでは２０の国と地域から集まった外国人バイヤーたちが目当てのニシキゴイを品定めしていました。 １１月６日のオークションに出品されたニシキゴイは１７０匹以上。円安の影響もあり輸出額は２０２３年、６７億円まで増加しています。またニシキゴイは福島第一原発の処理水放出を受け２０２３年から中国への輸出が停止。こちらの養殖場ではこの１年、中国客が購入したニシキゴイを預かり育てていました。中国への輸出が１１月中に再開する見通しとなり、中国人バイヤーからは喜びの声が聞かれました。 中国人バイヤー 「２０２３年買ったニシキゴイをこちらで預かってもらい育ててもらっていた。正式に輸入できることを望んでいたのでうれしい」